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執筆者の写真Wataru Ueda

シウマイ日誌

肉まんを試作し始めて感じたことです。中身の餡についてはこれまでの経験が生かせないことはありません。やはり生地をどうすればよいのか、が問題でした。


配布したアンケートに”次はどんな品物を食べてみたいですか”という項目の答えに幾人も”肉まん”を上げていただいたのですが、パン教室に通った経験のある身としては、この環境では無理!と今まで作ろうと思ったことはありませんでした。


それを自作してみようと思ったきっかけは卸売りでした。昨年秋から始めた卸売りは年末にピークがあり、年始需要のある一月はそこそこ動きましたがそこから徐々に下がり始めていたことと、その中でも”ちまき”の動きが底堅かったことから、食卓や弁当のおかず、ポジションのほかに間食おやつポジションがあることが仮定できました。特に、レンジで簡単に調理でき、ひとりで2個くらい食べられて高単価なもの、しかも今、そのターゲットの売り場に置いていないもの、それが肉まんだったのです。


生地を捏ね上げること、発酵、整形などこれまでとは全く違う工程を踏む商品で小規模でも機材が必要だったため、最初に仕入れ商品で手堅く動きを見た、というわけです。3月だったにもかかわらず今年は寒かった日が多く、面白いように売れました。”これは需要がある”と気づいてからが長かったのです。


画像ははじめて”?!"と思った出来栄えの時の画像(生地の感触が)


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